想いを知る 社員インタビュー

金沢工場 製造三課
I.T.さん / 2023年入社

作業も考える時間も、
なんでもかんでも
早くするだけが、
作業効率化ではない。

I.T.さん / 2023年入社

-入社のきっかけは?

大学では化学バイオ学科を専攻し、化学の基礎から応用まで幅広く学びました。化学に携わる仕事を探す中で、入社の決め手となったのは金沢工場の見学。社員同士が声を掛け合いながら、1,300kgもの粉体を人力で運ぶ姿を見て、化学系の仕事にも体を使う場面があることに驚き、強く印象に残りました。私は一日中デスクに向かう仕事よりも、体を動かしながら働く方が自分に合っていると感じていたので、その雰囲気に強く惹かれ入社を決めました。

-現在の仕事内容は? やりがいは?

L S I(半導体原料)の製造工程に携わっています。各工程を分析しながら進めており、最終工程の分析に合格した製品のみが出庫されるため、品質管理の面でも責任のある仕事です。新規品種の製造やOYPM活動など、現状をさらに良くするための取り組みにも携われており、「仕事の報酬は仕事」という言葉の通り、自分ができることの範囲が広がることで、より多くの仕事を任せてもらえるようになり、それがモチベーションにも繋がっています。交替勤務の関係で、先輩や上長に相談できるタイミングは限られていますが、引き継ぎ前後に時間を見つけて話を聞いてもらえるなど、サポート体制も整っており安心して働けています。

-仕事で大切にしていることは?

確認作業の徹底です。化学プラントでは確認すべき項目が非常に多くあり、ひとつの確認漏れが大きなミスに繋がることも。慎重すぎるくらいがちょうどいいという意識で日々の業務に取り組んでいます。そんな中でも作業効率をあげるために、自ら確認作業の時間を計測し、チェックシートを活用して無駄をなくす工夫もしています。日常的なコミュニケーションの中での気づきから、ミス防止や業務の円滑化に繋がることもあるため、他プラントの方とも現場でちょっとした雑談をしたり、いつでも相談できる環境を整えておくことも大切にしています。

-こんなことに挑戦した! 挑戦したい! 私の「ゆうき」エピソード

挑戦のひとつが、OYPM活動を通じた生産効率の向上です。ある製造工程での作業時間を3日間から2日間に短縮し、原料の削減も。年2 回の社内発表の場でも評価されました。この成果も、自主的に取り組める環境や、後押ししてくれる上長や先輩の存在のおかげです。社内には年次に関係なく、誰でも提案できる環境があります。今後はプラント設備の知識をさらに深めて、工事やプラント建設にも携わりたいです。もちろん、すべての提案が通るわけではないですが、自分の知識と経験を活かして、現場にとって本当に必要な改善を提案できるようになりたいです。

-OOCの強みは? らしさは?

社内の雰囲気の良さです。新入社員の頃から部署を超えて多くの人と交流でき、自然とコミュニケーションが生まれる環境があり、そうした人間関係の良さが、働きやすさにも繋がっています。また、社員の教育にも注力しており、現場教育やコンプライアンス研修など、定期的に学び直す機会が設けられています。こうした取り組みが、大きなトラブルなく、ユニークな機能を持つ高品質な材料の安定的な生産を続けられている理由のひとつだと思います。


※:OYPM(Osaka Yuki Productive Maintenance)活動は5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を基にした全社・全従業員が取り組む生産保全活動です。設備保全・教育訓練・品質管理を3つの核とし、創造や工夫の積み重ねから品質管理までトータルな活動を継続して実施しています。

SCHEDULE

ある1日の スケジュール ※1直8:15‐15:05の場合
8:15
出社、引き継ぎ・プラント内確認
9:00
原料仕込み
11:00
仕込み後分析
12:00
昼食
13:00
熱入れ温度監視(その間に事務処理など)
15:05
退社

オフショット
「魚釣りが好きです!」

OTHER INTERVIEW

他社員のインタビュー

PAGE TOP