金沢工場 製造二課
N.T.さん / 2017年入社
役に立てている
という実感が、
前へ前へと
走らせてくれる。

-入社のきっかけは?
工場見学に参加したとき、上司と部下がフレンドリーにやりとりする様子を見て、「この人たちと働いてみたい」と思うようになりました。実際、働きはじめてみると気さくな方ばかりで、いつも会話や冗談が飛び交い、和気藹々とした雰囲気。いわゆる入社後ギャップは感じませんでした。あとは、温泉が大好きなので、天然温泉を引いた大浴場があるという点も魅力的でした。いまではそこで汗を流してから帰宅するのがルーティーンになっています。
-現在の仕事内容は? やりがいは?
自動車用トップコートなどの原料となるアクリル酸エステルの製造業務を担当しています。弊社の製造業務とひと口にいっても内容は幅広く、設備に不具合が起きたときの整備、業務改善活動の工作、既存設備の更新などにともなう設計もおこないます。覚えることが次々に出てきてなにより飽きませんし、製品や設備への理解が深められるのがうれしいですね。今後は外部研修を受けられる機会を利用して知識をさらに磨き、設備の改善や設計の機会があれば活かしていきたいと考えています。
-仕事で大切にしていることは?
製造業務には3・4名の班で当たります。そのため、チームワークを意識し、任せられた業務をきちんとこなし、他班員に負担をかけないようにしています。後輩がミスをしたときなどは、叱るよりもまず原因を考えてもらい、そのあと一緒に解決策を探るようにしています。私自身、上司や先輩にそうした対応をしてもらえているおかげで、なにかあったときも身構えることなく相談でき、良好な関係を維持しながら日々の業務に当たれています。
-こんなことに挑戦した! 挑戦したい! 私の「ゆうき」エピソード
現在進行形で蒸留設備の更新という挑戦をしています。アクリル酸エステルは蒸留の過程で“重合”を起こすことがあります。この重合を起こすと、ごてごてとした固まりができ、求める特性を得られなくなってしまうんです。それを回避するために、目下、取り組んでいるのが、重合防止装置の設計。試行錯誤の連続ですが、研究課をはじめ他部署の方々とやりとりをするなかで、私が発案したものが評価・採用されることが増えてきました。自分の能力が認められている、現場の改善の役に立てているという実感は、日々の仕事のモチベーションをアップしてくれるのはもちろん、次の挑戦への意欲をかきたててくれています。
-OOCの強みは? らしさは?
少量多品種の製造を可能にするリソースが揃っているところです。リソースというのは、ひとつが、製品ごとの条件にあわせて、自分で考えながら製造業務が進められる人材。もうひとつが、自分たちで選定したうえで、より効率的に製造業務が進められるようカスタムした設備です。こうした人材と設備が得られているのは、製造業務と並行して整備・工作・設計業務に携わる環境があるからだと思います。OOCの製造業務は流れ作業のようなライン業務とはかけ離れていますが、だからこそ、知識を習得しつづけられ、技術を研鑽しつづけられます。絶え間ない成長を望む人にはまたとない職場ではないでしょうか。

SCHEDULE
- 8:00
- 出社、前直者からの引き継ぎ・全体引き継ぎ
- 8:30
- プラント内点検
- 9:00
- 原料・充填準備
- 9:30
- 仕込み
- 11:30
- 昼食・休憩
- 12:30
- 製造
- 13:00
- 原料発注、次直者のための製造準備、翌週の予定作成
- 13:30
- PM活動、資料作成
- 14:30
- 次直者への引き継ぎ
- 15:00
- 帰宅

オフショット
「家族と水族館」