トップメッセージ

Message

株主および投資家の皆さまへ 株主および投資家の皆さまへ

代表取締役社長 安藤 昌幸

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
 本年1月の能登半島地震により被災されました皆様には心からお見舞い申しあげますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。

当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行などに伴い、経済活動が徐々に正常化へ向かい、景気は緩やかな回復傾向が続いております。しかしながら、中国経済の停滞や原材料・エネルギー価格の高騰などによる物価高、地政学的リスクの高まりなどにより、依然として不透明な状況が続くと考えられます。

このような状況の下で当社グループは、2020年11月期よりスタートした、長期経営計画「Next Stage 10」の後半となる、第2次5ヶ年中期経営計画を推進し、各種施策に取り組んでまいりました。化成品事業におきましては、選択と集中による製品の新陳代謝を図り、採算性の向上に努めるとともに、グローバルに市場が拡大するUVインクジェットプリンター向け特殊インク用原料やバイオマス由来などの環境に配慮した製品の拡販に注力いたしました。電子材料事業におきましては、次世代半導体材料開発の強化及び新規ディスプレイ材料の拡販に努めてまいりました。機能化学品事業におきましては、機能性ポリマーの開発を促進するとともに、化粧品原料や高純度特殊溶剤の拡販に取り組んでまいりました。しかしながら、ディスプレイや半導体などの電子材料用途を中心に需要の低迷の影響を大きく受けました。

この結果、当連結会計年度の売上高は289億7百万円(対前年同期比10.3%減)、営業利益は35億7千7百万円(対前年同期比39.7%減)、経常利益は38億7千7百万円(対前年同期比39.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は32億7千万円(対前年同期比30.8%減)となりました。

当期(2023年11月期)の配当につきましては、基本方針に基づき第2四半期の配当を28円とさせていただきました。期末の配当につきましても、当初予定どおり28円(年間配当56円)とさせていただきます。
 また、次期(2024年11月期)の配当につきましては、業績予想に鑑み1株当たり年間58円(第2四半期29円、期末29円)を予定しております。

今後とも一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


2024年2月
代表取締役社長 安藤 昌幸

PAGE TOP

まずはお気軽にご相談ください。
お客様のニーズに合った製品・技術を
ご提案します。

  • 製品・技術に関するお問い合わせ
    東京オフィス
    TEL 03-6202-7051
    9:00~18:00(土・日・祝定休)
  • 企業・IRに関するお問い合わせ
    管理本部 IR・広報担当
    TEL 06-6264-5071
    9:00~18:00(土・日・祝定休)
  • フォームでのお問い合わせ

    お問い合わせフォーム

    お問い合わせ先一覧はこちら

ページトップに戻る