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株主および投資家の皆さまへ
平素は格別のご支援、ご指導を賜わり有難く厚く御礼申しあげます。
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、緩やかな回復傾向となりました。しかしながら、食料品の価格高騰等を背景とした個人消費の鈍化などにより、一部に足踏みもみられています。また、米国の通商政策の影響や中東をめぐる情勢等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況の下で当社グループは、2024年11月期より2030年11月期までの新中期経営計画Progress &Development 2030(P&D 2030)をスタートいたしました。P&D 2030では、当社グループの経営理念のもと、「特殊アクリル酸エステルのリーディングカンパニーとして、グローバル市場に価値を提供する」という経営ビジョンを掲げ、ESGに配慮したサステナブル経営を推進し、企業価値の向上と持続的成長を目指してまいります。
化成品事業におきましては、製品の統廃合や生産効率の改善等による利益率の向上に努めるとともに、バイオマス由来などの環境に配慮した製品の拡販に注力いたしました。電子材料事業におきましては、最先端半導体材料の開発を加速し、フォトレジスト材料の新規用途への展開に努めてまいりました。機能化学品事業におきましては、化粧品原料の海外展開の強化や高純度特殊溶剤の拡販に取り組んでまいりました。昨年設立した韓国現地法人に続き、今期は北米に販売拠点として合弁会社設立を計画しており、新規顧客の獲得や新市場の開拓により、海外販売体制の強化を図ってまいります。
この結果、当中間連結会計期間の売上高は174億円(前年同期比13.4%増)、営業利益は29億2千2百万円(前年同期比57.2%増)、経常利益は30億4千万円(前年同期比52.9%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は21億3千2百万円(前年同期比5.6%増)となりました。
2025年11月期第2四半期の中間配当につきましては、当初1株当たり34円としておりましたが第2四半期までの業績を鑑み、1株当たり35円とさせていただきました。期末配当につきましては、1株当たり34円(年間69円)を予定しております。
今後とも一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2025年8月
代表取締役社長 安藤 昌幸
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